引用 25 10月

マリオブラザーズ以前のゲームのほとんどは、
敵を倒したり、高い点数を得ることが目的だった。
目的を達成すれば高揚感を味わえ、
失敗すれば悔しい思いをするものが、ほとんどだった。

しかしマリオブラザーズは違った。
目的に向かって進んでいること自体が楽しいゲームだった。
一応得点も表示されるし、ゲームをクリアできる設定になっている。
しかしだれも高得点を自慢しないし、
ゲームをクリアできなくてもそれほど悔しい思いはない。
目的へ向かって進む行為自体が楽しいゲームなのだ。

エンディングという「結果」が見たいわけじゃない。
どうせ次回作でまたさらわれるピーチ姫なんてどうでもいい。
もちろんなんの生産性もない。
それでも助けるために冒険するという
その「過程」にこそ「価値」があり、そのゲームを遊ぶ「意味」がある。


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